オバマ移民法は次期大統領選挙の布石なのか?
議会との協議もなく、議会を無視した形で進められるオバマ移民政策は共和党与党の議会で強い反発を生みだしている。 おかげさまで、とは言わないが、すでに座礁しているTPP問題はさらに浸水が始まることになる。また、300万もの移民がアメリカ国民として同じ待遇を得るとなると、すさまじ...
シドニーTPP閣僚会議報告
鉄は熱い内に打てというわけで、10月26日ー29日に出張したシドニーTPP閣僚会議監視報告を衆議院議員会館で行った。 この会議には、アメリカから中間選挙直前の対日強硬派のレヴィン下院議員が初参加。ひょんなところから、同議員の登場を知って、会談を要請。篠原孝議員と一緒に面談し...
アメリカの中間選挙に利用されたTPP閣僚交渉
オバマ大統領が明言する今年中のTPP合意文書形成!そのためにはまず日米合意が必要ということで、交渉進展のない事務局会合、主席交渉官会合を飛び越えて一挙に政治決着を図る...と意気込んで甘利大臣はワシントンに向かったが、そこは貿易交渉の地ではなく、11月4日の中間選挙の戦闘地...
戦艦ミズーリはなぜパールハーバーに在るのか(3)-カミカゼが残した5cmのくぼみ-
大勢詰めかけたアメリカ人観光客がほとんど関心を示さない後部甲板の片隅にその掲示はある。 上の写真は、太平洋戦争の写真の中でも特に劇的な、沖縄戦の最中、ゼロ戦がミズーリに突入する瞬間の映像だ。 この時期にはアメリカ軍は現代兵器の先駆けとなる電子兵器やシステム的な防空システムを...
戦艦ミズーリはなぜパールハーバーに在るのか(2)
戦艦ミズーリは敵国日本を降伏させた証として、ちょうど開戦時の記念碑とのペアで、降伏調印が行われた記念碑として展覧されている。 将軍の前で降伏宣言に聞き入っている日本代表そしてそれを見物する各国代表や多くの水兵....の写真は何回も何回も目にしてきた。しかし、その場所は戦艦で...
戦艦ミズーリはなぜパールハーバーに在るのか(1)
戦艦ミズーリ(アイオワ級BB53)は太平洋戦争末期に就役し、沖縄戦他北海道や日立での艦砲射撃に参加した。その後、巨額維持費が無駄とと批判され、巨体をもてあましながら生きながらえて、第一次湾岸戦争にも現役参加し、クウェートでフセイン軍陣地に艦砲射撃や巡航ミサイルを発射するな...