top of page
検索

アベノミクスの看板の裏でぼろぼろになりつつある日本社会

  • sutoband
  • 2014年8月12日
  • 読了時間: 2分

アベノミクスの看板自体、株価暴落や貿易収支の悪化じゃやないが、表面には錆び、亀裂がめだつようになってきたが、その看板の裏側ではほんとに深刻な状況がでてきている。

福島原発の汚染水対策ほどではないが、「うまく行ってます」という話とは裏腹に、ますます深刻化しているテーマが日本社会の各分野で表面化し始めた。

この奨学金の問題も、まったく手がつけられないまま、経済の低迷でますます絶望的になりつつある。多くの大学が定員割れを起こす状況で、貴重な大学生をしっかり教育して次の日本の基盤をつくらなければならないのに、現実の奨学金は消費者ローンと変わらない。

日本学生支援機構(旧日本育英会)がすべきことは、取立ての厳格化や民営化ではなく、日本の次世代の育成のために過去の累積した問題を解決し、これからの育成制度を提言することのはずだが、現実は奨学制度まで安っぽい新自由主義にのっとられてしまった。

もっとも安倍氏自身が大学では高度な知識教育ではなく、即戦力となる職業訓練を目指せといっているようだから、改革提言のやりようがないのかも知れない。一刻もはやくこの政権を終わらせないと、日本がぼろぼろに崩れていく。

【参考リンク】

〇「奨学金返還訴訟、8年で100倍 機構が回収強化」 

朝日新聞デジタル 2014年8月9日

〇『奨学金が返せない』-困窮する滞納者33万人

NHKニュース「おはよう日本」 2013年4月3日 放送より

 
 
 

最新記事

すべて表示
17名の犠牲者を出したパリ・テロの不思議

パリはテロ研究で何度も訪れた。それぐらいフランスとテロとの関係は深い。そこにはそれを実行する者も、取り締まる者も集まっている。そもそもテロリズムというのがフランスを始点とする概念だ。 それでも発生直後からこの事件に沈黙したのは、疑問点が多いことだ。技術的に言ってもパトカーへ...

 
 
 
オーストラリア・シドニーでのテロ事件がなげかける課題

12月15日に発生したシドニー中心部のコーヒーショップで発生したテロ事件は16時間後の翌16日午前二時に特殊部隊が突入し犯人を射殺、人質17名のうち2名が死亡した。犯人は96年にイラン難民としてオーストラリアに来たのち、オーストラリア政府のアフガン派兵や最近の米軍と一体化し...

 
 
 
今回衆議院選挙への不出馬のご報告

安倍政権の暴走とそれを阻止しようとすらしない野党の一強多弱構造の中で、まったく新しい政治の芽をつくろうと考えていましたが、突然のというか、社会的に許されない状況での安倍総理の自己都合解散によって、逆に選挙準備の整わない野党間で一挙に民主と維新の住み分けが進み、急転直下、野党...

 
 
 

Comments


Featured Posts
Recent Posts
Search By Tags
Follow Us
  • Facebook Basic Square
  • Twitter Basic Square
  • Google+ Basic Square

NOBUHIKO SUTO & His BAND

DEMOCRACY FOR TOMORROW

 

© 2014 by Sutoband.info(首藤信彦&市民政治バンド)

Follow Us
  • Facebook Black Round
  • Twitter Black Round
  • YouTube Black Round
bottom of page